2)建交労は2012年春闘を、今後の日本の進路にかかわる転換点と位置付け、賃上げ・雇用確保と震災
復興、なくせ原発を要求・政策の柱に掲げて闘う方針を打ち出しました。
さらに県本部は、全組合員参加の運動と県民共同を追求し、1500名県本部建設と一体の闘いとして
2012年春闘を取り組むことにしています。
1、情勢の特徴
厳しい雇用・失業状況
1)総務省が1月31日に発表した、12月の完全失業者は299万人(10月・福岡県約15万人)、完 全失業率4.6%(10月・福岡県5.4%)、24歳以下は7.9%となっています。とりわけ男性は9. 7%と他の世代に比べて高い水準で推移しています。
厚生労働省が発表した12月の有効求人倍率は、全国0.71倍(福岡県0.64倍)、来年春卒業高校 生の求人倍率は0.68倍、正社員の有効求人倍率0.47倍(12月)福岡県の正社員の有効求人倍率は 0.36(10月)倍と厳しい状況が続いています。
2)財界・大企業の「雇用・賃金構造の改悪」「リストラ合理化」によって、2002年から2010年の 8年間で、正規労働者は3,489万人から3,355万人へと134万人減り、非正規労働者は1,45 1万人から1,755万人へと304万人増えています。福岡県の非正規労働者は約75万2千人・31. 5%となっています。
3)建設公共投資は、1996年当時の82.8兆円から2010年の40.7兆円と41.5兆円減少し、 政府公共投資(公共事業)は、34.6兆円から13.7兆円と20.9兆円減少しています。
建設産業では1年間に4千社以上が倒産し、建設関連就労者は1996年の685万人から450万人 に減少しています。
福岡県 北九州市 若松区 ビジネスホテル うめかぜ組合
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